1.冷たく濡れた孤独な心に
  誰も触れることなんてできないよ
  触れれば たちまち凍てついてしまう心に
  誰も触れようなんて思わないよ






2.時計の中に明日を見た
  過ぎてゆくのを止めようなんて思わないけど
  少しだけ怖いんだよ、いつか来る終焉が
  感じる、世界の刻みと僕の鼓動






3.この命が尽きるときを
  今この時に知ることができるのは

  喜ぶべきことなのか 嘆くべきことなのか






4.寂しくて悲しくて
  唇をかみ締めて耐えていても
  流れ落ちる涙は 止められなくって
  寂しくて悲しくて 悔しくて






5.誰か答えてよ
  気付かないフリしてるのは分かってるんだ
  だれか、僕の声に答えてよ

  一人ハ怖イ。孤独ハ怖イ






6.偽りで固めた言葉をはいても
  胸が痛まなくなったのはいつからだろう






7.凍りつくような鋭いその瞳が
  何時の日か、ボクの前に立つってこと
  ほんとは、分かってた





8.生きる意味なんてなくても
  人はきっと生きていけるから
  存在意義なんて 必要ない
  あるのはこの身体と記憶だけでいい




9.寂しくない、忘れよう
  なにもなかったんだ、なにもなかったんだ
  目の前にあるのは 初めからいなかった人なんだ





10.貴方は大丈夫だって笑うけど
   ボク、本当は知ってるんだよ
   貴方がいつかボクの前からいなくなってしまうこと
   ボク、本当は知ってるんだよ





11.過去の幻影を恐れてるんだろ?
   心のなかでもう一人の自分があざ笑った





12.繰り返される日常に吐き気がする
   死ぬまで終わることのない繰り返し、繰り返し
   無限のループの中で
   刺激を求めてもがいても無駄だとつい最近知った





13.結局、ひとは面白いもので
   生きていると実感できるのは
   死ぬ、間際





14.幻と気付かずに夢をみれたらいい
   どんなに儚い夢だといわれてもいい
   この闇の中に戻りたくはない





15.気付いたんだろう
   アンタはしょせん一人なんだよ
   どれだけ暖かい手がアンタに差し伸べられていたって
   最後には、アンタだけが残るってこと、忘れてるわけじゃないんだろ





16.俺に近づくな
   それは自己防衛 それは慈愛心





17.終止符を打とうか?
   この世界に別れを告げる準備はできたかい





18.進めないんじゃないんだよ
   先の見えない暗闇におびえてるわけじゃないんだよ
   ただ そう、ただ
   限りある未来(さき)の終わりに行き着くのが怖いんだ
   (そうそれは、とても矛盾したこころ)





19.望まぬ闇の向こうに追いやられて
   胸の奥底で疼くモノに
   悶える身体を海に沈めたくなる衝動を抑えて
   叫び続けた声が延々と木霊するのを聞いてた





20.たまにはもっと強い刺激を求めてみてもいいんじゃない?
   あがった口角に脳が警告音(サイレン)を鳴らした
   けれど、ボクはその手を取る
   こんな世界なんて耐えられない